2013年5月8日水曜日

車イスの後輩が入ってきて

今春入社した車イス(身体障害者)の後輩の高橋幸太さんが配属になり1ヶ月が経ったので、仕事の仕方などをご紹介したいと思います。

実は、高橋くんとは私が以前入所をしていた授産施設アガペセンターと一緒でした。一緒にWebサイト作成などの仕事をしながら、勉強していました。
15年ほど前になりますが、一緒に作成したWebサイトで一番印象に残っているのが「かながわ・ゆめ国体」Webサイトです。ページ数も多く、苦労したのを覚えています。

当社(http://www.nck-tky.co.jp/)の社会貢献の一つである「身体障害者職場開発」を進めていくため、身体障害者の後輩を育てようということで、上司の江田から「誰か紹介して」と言われ、高橋くんなら私の右腕になってくれると信じて、推薦しました。

彼は耳が聞こえないため、コミュニケーションが難しいです。
普段、会話は筆談や簡単な手話、指文字で行なっています。
言葉で話すより情報量が少ないため、話を整理してから話すようにしていますが、なかなかうまく伝えることができず、伝えることの難しさを痛感しています。
それと同時に“言葉の偉大さ”をとても感じています。

筆談中

なるべく多くの情報を伝えるため、仕事の指示などをするときは背景から伝えるようにしています。
また、こちらの思いも伝わるように表情豊かに会話することも心がけています。

仕事の指示など、時間が掛かってしまいますが、うまく仕事を割り振って指導していけるよう頑張ろうと思います。そしてそれぞれが「頼りになる障害者」となり、「仕事を取ってくる」という重大なミッションを果たしていこうと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿