2013年3月28日木曜日

「身体障害者職場開発」への思い

今日は、私が取り組んでいる当社(株式会社日本コンピュータ開発)の社会貢献活動の一つである「身体障害者職場開発」について書こうと思います。

「できないことは仕方がない」
「できることをして、自分の持っている力を生かして、一人前の仕事をして欲しい」

これは当社相談役最高顧問の高瀬がいつも言っている言葉です。

ソフトウェア開発やソフトウェアを使った業務は特殊な機械設備は不要で、誰でも個人で所有できるパソコンで仕事ができ、インターネットを使えば無理をして出勤しなくても在宅勤務も可能です。
そして、ITやインターネットは身体に障害があっても、知識や技術があれば対等に仕事ができる場だと私自身Webメンテナンスなどの仕事をしていて実感しています。

高瀬の言葉の通り、「できることで一人前の仕事をする」を実現できるような身体障害者職場作りをしていきたいと思っています。

この取り組みを実現するためには、当たり前ですが、まず私自身が「自立した社員」「頼りになる障害者」にならなければいけないと思っています。
当社では、社員の自立を目指し、“自分の仕事は自分で取ってくる”という考えのもと、「全員営業」を掲げています。

これはブログやFacebookの中でも何回か情報発信していますが、私は車イス&言語障害のため、お客様と会って話をし、繋がりを作っていくのはなかなか難しい状況です。ですが、ソーシャルメディアを使えば、私のことを知ってもらいながら、お客様との関係性を作り上げていくことができるのではないかと思い、Facebookでの営業活動を決意しました。
後輩を増やしていくためにも仕事を取ってこれるように営業活動を頑張っていこうと思っています。

“自分の仕事は自分で取って来る”という目標に向かって、私は今までWEB関連の仕事をやってきたので、このスキルを生かし、WEB制作やWEBメンテナンスなど、WEB関連の仕事を中心に営業活動をしていこうと考えています。

営業活動をするにあたり、どのようなサービスを顧客に提供することができるか、サービスの内容を検討しています。今考えているのは、WEBメンテナンスの下請け作業です。
下請けというと聞こえが悪いかもしれませんが、お客様のビジネスがうまくいくためのサポートです。
WEBメンテナンスの仕事はけっこう手間だったり、時間がかかったりするので、人があまりやりたがらない面倒な作業を引き受けるということで、需要があるのではないかと思っています。

サービス内容については、今はまだ現在の仕事の延長線上でしか考えられていないので、まだまだこれからアイデアを出していかなければいけないと思っています。
「できることで一人前の仕事をする」が目標なので、自分にしかない強み、例えば“障害者の視点”などをうまく活用して、世の中に役立つサービスを提供していければと思っています。

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