2012年11月22日木曜日

仕事の仕方

 先日、知り合いの製造業の人と話す機会がありました。

「『これ、お願い。』と設計書の作成を依頼され、いつものように作成したところ、仕事の依頼者との認識の違いで大幅に修正が入ってしまったことがある」という話を聞きました。

この話を聞いて、自分も仕事で同様なことをしているかもと思いました。
仕事を請けた時に自分の中で「こういう事だろう」と思い込み、依頼者に確認しないまま仕事をしてしまったり。やっぱり仕事をする上で報連相は必須です。

私は言語障害があるため、仕事の報連相はメールが多く、相手に分かりやすく簡潔に書くように心がけています。
その中で「相手が分かっているだろう」「こういう事だろう」と思い込みはいけないと学んできました。

仕事を請ける時や指示をする時、また顧客に対しても、仕事の目的や完成イメージなどの認識合わせがミスをなくし、効率のいい仕事をするポイントだと思います。

自分の中でしっかりとした完成イメージを持ち、報連相をしながら目的を達成するためにどうすれば良いか考え、仕事をするように心がけたいと思います。

2012年11月15日木曜日

お客様第一の精神

先日、旦那が急に思い立ったかのように「明日ディズニーシーに行けたら行くよ」と。
そんな急に・・・と思いましたが、うちは結構そんな感じなんです。

旦那も車イスなので、2人で行動するとあまり計画通り行かなかったりするので、前もって計画を立てることが少なくなりました(笑)


そんなこんなで次の日、ディズニーシーに出発!


東京ディズニーリゾートは、様々な面でバリアフリーに考慮された施設になっているので、安心して動けます。

ただ、私のとっては広いのが難点で車イスを漕ぐのが大変です。でも電動カートをレンタルすることができるので、旦那が運転する電動カートにつかまり、引っ張ってもらって移動することもあります。
(今回は全部レンタル中で借りれませんでしたが。)

アトラクションについては、インフォメーションで障害者手帳を提示すると「ゲストアシスタンスカード」をもらうことができます。各アトラクションの前でそのカードを見せると待ち時間経過後に専用の入口より案内となり、並ばなくてもよくなります。(予約できるアトラクションは同時に1つのみです。)

アトラクションによっては、非常の際に自力歩行での移動などが必要な場合があるため、利用規定で健常者の同伴者が必要だったり、自力歩行ができないと乗れなかったりします。


今回のお目当ては、新しくできたアトラクション「トイストーリーマニア!」です。

アトラクションの前で色々と従業員さんに確認され、私はつたえ歩きは可能と伝えました。
同伴者の手伝いにより移動ができる方は乗れるということで、車イスの私たちだけでは少し難しそうです。

今回は無理かな…と諦めかけていたら、従業員さんが「せっかく来てくださったので、楽しんで頂きたい」と上司に掛け合ってくれ、その従業員さんが後ろの席に一緒に乗ってくれました。

従業員さんとの会話の中で「楽しんで頂きたい」という思いがとても伝わり、嬉しかったです。
今回はたまたま素敵な従業員さんに出会い、すごく楽しむことができ、とても感謝しています。


安全を保つためには利用規定は必要ですし、安全が保たれているからこそ、お客は楽しむことができます。
今回一緒に乗ってくれた従業員さんは、その規定の中で、私たちお客がどうすれば楽しめるかを考え、上司に交渉してくれました。

どんな仕事でも大事なことは「規定やコストなどの制限の中で、どうすれば顧客が喜ぶかを考え、工夫し、行動すること」だと思います。

今回の東京ディズニーリゾートの従業員さんの対応を通して、そのことを改めて考えることができました。
“お客様第一の精神”を見習い、お客様に喜んで頂ける仕事ができるよう頑張っていきたいと思います。

2012年11月8日木曜日

論文発表会に参加して

先週の金曜日、社内の論文発表会に参加しました。

今年は、論文発表会の後に社員総会・忘年会と続いたので、業務都合などで参加できなかった社員もいましたが、ほぼ全社員が参加されたということで、初めて会う社員が3人もいました(笑)

「いくら同僚でも、こんな大勢の人達の前での論文発表は緊張するよね」と思っていましたが、発表者たちは緊張しつつも皆、自分の言葉で堂々と発表していました。
うちの後輩たちは、凄いです。

特に印象に残っている論文は、三宅くんの「漫画広告の営業効果について」です。

自分の特技を活かし、プレゼン資料にも漫画を取り入れ、上司の江田さんを登場させるなど見ている側の興味を引き付け、面白かったです。「漫画が書ける」というセルフブランドのアピールもできて、いい題材だと思いました。

(三宅くんが書いた江田さんは、本当に激似で、思わず笑いそうになりました。)



そしてもう1つ。藤原くんの「北海道東川町のまちおこしを参考としたビジネスモデルの考案」です。

彼の流暢な話し方や内容のクオリティーの高さに驚きました。

NCKの社会貢献の1つとして、地方社会の活性化というのがあります。地方出身社員が一人前になったら、社員のままそれぞれの故郷に帰りインターネットを通して働きながら、地方社会の発展に貢献することを目指しています。その事をきちんと理解し、目標を持っていると感じました。


NCKは、社員の自己成長を目的として論文発表会という機会を設けています。
発表者とその指導者は、日々の業務の中、自分の時間を使い、準備するのは大変だったと思いますが、考える力や人に物事を伝える力は、努力しなければ身につかないものだと思います。

論文発表会に参加して、私自身も先輩として指導していけるようにならなければいけないと感じました。