2012年9月6日木曜日

目指せ!脱・下請け

昨年の4月から今年の3月までの1年間、住んでいる団地の自治会の会計役員をやっていました。

私の住んでいる団地は、お年寄りや共働きの家庭が多く、役員を出来る人が少ないのが現状で、なかなか会計役員が決まらず、私でも何か役に立てればと思い、1年間務めることにしました。

会計の仕事としては、自治会長の指示のもと、収支の管理および銀行への入金・出金、帳簿の記入をし、毎月締めて会員に回覧、年度末決算を総会で報告というような流れになります。

収支の管理などは、職場でも常備金の管理をしているので慣れていましたが、銀行の入金・出金が少し大変でした。私が会計をやる条件としてATM手数料も予算に入れてもらっていましたが、皆さんのお金ですし、障害のある私にやらせない方が良かったと思われるのは嫌だったので、仕事の帰りにATMに寄ったりとなるべく手数料の掛からない時間帯に間に合うよう、努力しました。

また、私は言語障害もあるということもあり、意見を言う前にどう言えば理解してもらえるかを考え、意見がスムーズに伝わるように工夫しながら会長さんと話すようにしていました。会長さんはワンマンなところがあり、初めの頃は「いいよ」と流され、あまり話を聞いてもらえませんでしたが、工夫が功を奏したのか、だんだんと聞いてくれるようになりました。

そして、2~3ヶ月が経ち、会計の仕事にもだんだん慣れてきて、会長さんに対して、間違いを指摘するだけではなく、こうした方が正確ではないか、こうやった方が効率がいいのではないか、といった提案ができるようになりました。
私が単なる下請け作業ではなく、こういった提案型の行動ができるようになったのは、やはりNCKという会社に入って、「自立」の大切さに気付いたからだと思います。

結果、会長さんの方から「こういう時はどうすればいい?」と意見を求められるようになりました。
これは、私の会計の仕事を見て、信頼してもらえるようになったからだと感じています。
役員を終えた今でも、現役員さんに「会計、きちんとやってくれたね」と喜ばれています。
成果が挙がると、とても嬉しいですね。やる気が出ます。

この成果を他のところでも生かせるように頑張っていきたいと思います!

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